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持っても熱くない
「馬と兎の二重湯呑み」(2.2寸)大堀相馬焼の特徴である「二重焼」「青ひび」はそのままに、「走り駒」は福島県相馬地方で行われる「相馬野馬追」をモチーフに鳥獣戯画風に仕上げた湯呑みです。
「右に出るものがいない」という意味が込められた縁起のいい左向きの馬の背に乗るのは、甲冑をまとった兎の騎馬武者。2023年の干支でもある兎は、良い兆しを運ぶ幸運の動物ともいわれています。馬と兎でさらに縁起のいい逸品となりました。
二重焼きのためお湯が冷めにくく、手も熱くなりません。福島・伝統の祭り「相馬野馬追」
福島県の相馬地方で3日間にわたって行われる祭典で、国の重要無形民俗文化財に指定されています。 約400騎の騎馬武者が甲冑をまとい、太刀を帯し、先祖伝来の旗指物を風になびかせながらの威風堂々にして豪華絢爛な時代絵巻を繰り広げる様子は、まさに天下無比です。
手が熱くならない、唯一無二の「二重焼」
内側と外側を焼く前にはめ込む事で全体が二重構造になります。これが大堀相馬焼の特徴の一つである「二重焼」です。透明のグラスや錫グラスなどで二重のものは多々ありますが、陶器では相馬焼が日本で唯一持つ特徴です。 そして、陶器の原料である粘土の中にも小さな空気の粒が含まれているため、保温・保冷効果がガラスより高いのも特徴です。
✔ 熱いものは冷めにくく、 冷たいものは結露しづらい!
熱い飲みものを入れても冷めにくく、湯呑みを持っても手が熱くなりません。そして、冷たい飲みものを入れた時はぬるくなりにくく、表面の結露もしづらい優れアイテムです。
✔ 350年の伝統と機能美が詰まった湯呑みでお茶タイムを
保温・保冷効果がガラスより高い、伝統の知恵と機能美の詰まった二重湯呑みで、和菓子や焼き菓子と一緒にホッとひと息つきませんか。自分用に、ペアにしても、贈り物にも大変人気の湯呑みです。
✔ 持ちやすくデザインされた浜千鳥の足跡
側面のハートのような形の穴は「波千鳥の足跡」。 「共に荒波を乗り越える」という意味もあり、夫婦円満や目標達成の象徴と言われています。穴に親指を添えるとフィットするように、持ちやすくデザインされています。
【 表 】【 裏 】通常の大堀相馬焼 二重湯呑みは、馬の絵は片面のみ。
「馬と兎の二重湯呑み」は特別に、裏面にも通常と同じ馬の絵を描きました。 さまざまな角度から湯呑みのデザインをお楽しみください。器の職人が、一つ一つ手作業で製作
器の職人の手仕事で一つ一つ丁寧にろくろ焼されており、その独特の味わいから多くのお客様にご愛好して頂いております。
成形、削り仕上げ、三生地加色、乾燥、素焼、下絵付、釉かけ、本焼き、上絵付け、墨入れという10にも及ぶ工程から作られています。窯元からのメッセージ
大堀相馬焼は福島を代表とする伝統的工芸品です。
東日本大震災でもともと営んでいて浪江町を避難せざるを得なくなり、一時は廃業の危機に見舞われましたが、新天地にて新工房を構えました。
これまでの伝統を継承しつつも新しい生活様式に合うような作品づくりができればと思っています。
大堀相馬焼を使う人、贈った人、贈られた人たちの気分がよくなり笑顔になれるように、日々品質向上に向けてモノづくりをしつづけていきたいと思います。相馬焼の特徴
美しい貫入音と共に生まれる 「ひび割れ」
素材と釉薬(塗り薬)との収縮率の違いから生じる貫入(かんにゅう)というひび割れが器全体に拡がって、「青ひび」と呼ばれる模様になっています。
このひびが入る時に出る「貫入音」は「うつくしまの音 30景」にも選ばれた美しい音です。右に出るものがいない縁起物の「走り駒」
熟練の筆使いで描かれた「走り駒」は「左馬」とも呼ばれ、「右に出るものがいない」という縁起の良い意味が込められています。
福島県で350年間続く縁起物として地域の人たちの開業祝い・新築祝い・引き出物や内祝いなどの贈答品として親しまれてきました。明治維新の頃に考案された「二重焼き」
最近では珍しくない二重構造の器ですが、大堀相馬焼でこの構造が考案されたのは明治維新の頃。
まだホスピタリティという言葉もない時代に、人々の生活に溶け込んだ器として、使いやすいように創意工夫が重ねられ、生み出された技です。二重湯呑みサイズ比較
さまざまなご要望にお応えできるよう、サイズをいくつかご用意しております。
一番人気は、女性の方でも持ちやすい「2.2寸(100cc)」のサイズ。男性の方には大きめのサイズもおすすめです。ご購入いただいたお客様の声
柄と機能性に一目ぼれ
馬の柄と持っても熱くないという点に惹かれお茶を飲むのが好きな両親へのプレゼント用に購入しました。
二重構造になっているため「持っても熱くない!」と二人とも喜んでいました。
梱包も丁寧でした。ありがとうございました。昔と変わらない良いもの
子供の頃に両親がこの湯のみを使っていたのを覚えていましたところに、羽鳥モーニングショーで紹介され、家内と話してすぐに注文しました。熱いお茶の時でも手に持ってもそう感じなくてとても便利です。
両親が使っていた頃より何十年も経っているのに全く同じものを作っていることに感心しました。
良いものは永久に変わらないことを知りました。意外な使い道!
買う前は二重構造だし重いかも・・・と思っていたのですが、届いたものを使ってみると意外と軽くて使いやすいです。
それに温かいものを飲むときに熱くならないのは書かれていますが、冷たいものを飲むときに湯呑みが冷たくならないのも冷え性の私には嬉しいです。 ・・・本来の使い方とは違うかもしれませんが(汗)
ママ友の間で他に使っている人がいないので、知る人ぞ知る」ものを使っている感じでちょっと優越感があったりなかったりです(笑)よくある質問
Q:どうやって洗うの?
ご家庭で他の器と同じように洗剤で洗って頂けます。 二重構造になっているので、以下の手順でお願いします。
①飲み口を下にして水を切る
②飲み口を上にして、
湯呑みの底の穴から水を切る※ 割れ物ですので、食器洗浄機のご使用はご遠慮ください。
※ 電子レンジの取り扱いはご遠慮ください。Q:模様は色落ちしない?
馬の絵は銅版転写で移し付けられており、青ひびは湯呑み自体に刻まれたひび割れなので、色落ちはしません。
安心して洗って頂けます。Q:どうして穴が空いているの?
二重構造のため、焼き上げる際に中で膨張した空気を逃がすためです。また、底面の穴は洗った際の水切り、側面の穴は持ちやすさと浜千鳥の足跡のデザインという意味もあります。
350年の伝統の知恵と機能美が詰まった湯呑みです。
大堀相馬焼 松永窯 馬と兎の二重湯呑み(2.2寸)
¥3,500
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商品コード | somayu-usa-22 |
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数量 |
ブランド | 大堀相馬焼 |
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生産国 | 日本 |
生産地 | 福島県 |
窯元 | 松永窯 |
サイズ | 2.2寸(直径69mm×高さ90mm) 重量240g・容量100cc |
材質 | 陶磁器 |
- ※電子レンジ・食洗機使用可
- ※洗浄する場合は、やわらかいスポンジに中性洗剤を使用してください。
- ※陶器の汚れがひどいときは「家庭用漂白剤」を薄めてご使用ください。
- ※手作りのため、サイズ・形・色合いが多少異なる場合がございます。